着メロでほっこりする話
着メロで少しほっこりする話です。
今では幸せな家庭を持ち一児のママをしている友だちですが
最初に彼氏(今の旦那さん)を紹介された時はビックリ!
一回り以上年が上だし
何しろ見た目が怖い!
ずっと運動一筋、女性とは無縁だったそうでムキムキのカラダは真っ黒に焼けていてビックリするほどシャイで無口。
本当にこの人で大丈夫なの?と思ったのですが彼女は嬉しそうに彼氏とケンカしたときのことを話してくれました。
コレといった大きな理由はなかったそうですが彼女が彼に対する不満が積み重なって、ついついケンカ。
彼女が何を言っても、彼は「ごめん」の一言。
口下手なせいか、いくら「何がごめんなのか」を聞いても反応なし。
本当に悪いと思っているのかわからないしそもそも本当に自分のことを思ってくれているのかもわからなくなってきた彼女はちょっと距離を置こうかなと考えたそうなのですが、彼にそのことを伝えに行った時のことです。
急に彼女が好きなアーティストの曲が彼の携帯から流れてきました。
それまでは「音楽なんかあまり興味なし」な姿勢だっただけに彼女はビックリ。
着うたなんて普段はダウンロードしたりしないし、そもそも存在を知っていたのかと。
どうやら彼はケンカした後にどうあやまっていいかもわからない彼は彼女好みの着メロを探してみたりお詫びのしるしにアーティストのライブチケットを予約したりしていてくれたそうです。
それすらなかなか言い出せずに彼女を怒らせてしまったのですがその時偶然電話がかかってきたことで、やっと話ができたそうです。
「着うたで趣味を合わせるとかホントバカだよね〜。高校生じゃないんだから。」と口では言っていますが今でもその話をする彼女は本当に嬉しそう。
確かにちょっと恥ずかしいエピソードではありますが不器用な彼の一生懸命さが伝わってきますよね。